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設立経緯

「ピースチャイルド」のルーツ

 名前の由来となった「ピースチャイルド財団」は、1981年ロンドンで設立されたミュージカル団体でした。ピースチャイルドは、世界の若者の「国際的な文化理解」と「コミュニケーションの促進」を理念とし、子どもたちをキャストとするミュージカルを通じて、生命や平和、地球の大切さを訴えてきました。現在は米国バージニアに拠点を置く非営利教育法人となっています。(1992年にクリエイティブ・レスポンス、1994年にシティ・アット・ピース [www.cityatpeace.org]と改称)

日本へ

 さて、この運動が日本に伝わったのは、1988年、当時活動の拠点が移っていたアメリカの東海岸ツアーに、広島の大学生が日本人として初めて参加したことがきっかけでした。彼女は帰国後「この感動を被爆地の子どもたちにも」という思いのもと、大学生を中心に「ピースチャイルド広島」を設立。89年以来、ミュージカルを中心とした活動を行ってきました。(現在は活動を休止)

「国際交流プログラム」の始まり

 ピースチャイルド広島は、広島の子どもたちの海外公演送り出しも積極的に行っていました。その一環として、91年夏、米国ワシントンDCで行われた中高生のための国際交流プログラム「第1回インターナショナル・リーダーシップフォーラム」にも3名の参加者を送りました。この3名にボランティア通訳として東京から同行したのが、加藤理奈(ピースチャイルド東京・初代代表)と小林篤子(同副代表)です。ピースチャイルドの精神に深い感銘を受けた彼女らが、ピースチャイルド元キャストの大学生を中心に設立したのが、任意団体「ピースチャイルド東京」です。

 

第1回「世界が好き!」

 翌年92年の夏、ピースチャイルド東京とピースチャイルド広島の共催で、茨城県御前山村と広島を会場とする国際交流プログラム「世界が好き!'92」が開催されました。このプログラムは、世界4か国から青少年30名の参加を得、大きな成功を収めることができました。

 それ以来、ピースチャイルド東京は、毎年夏に国際交流プログラム「世界が好き!」を主催し、世界中から集った若者たちがともに手を取り、自分たちの未来を考えるための機会を創り出しています。

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